【千歳くんはラムネ瓶のなか】第4話感想|「月に手を伸ばしたんだよ」友のために殴れる青春が眩しい!

アニメ・マンガ考察

健太が見た“現実”

出典:『千歳くんはラムネ瓶のなか』4話

第4話は、山崎健太の物語がいよいよクライマックスへと向かいます。               前回までの健太はようやく立ち上がりかけたところで大きな壁にぶつかり、朔たちと喧嘩別れをしてしまいました。
ひどく後悔した健太は「せめてこの3週間に意味があったと証明することだ」という決意を胸に、かつての友人たちに再び向き合います。

しかし、彼らから返ってくるのは見下す言葉。過去のチャットの掘り返し健太の心をえぐります。
「自分の努力は誰にも届かなかった」、「俺の居場所なんてない」と絶望するその姿は、痛々しいほどリアルでした。

ヒーロー千歳朔の登場

出典:『千歳くんはラムネ瓶のなか』4話

「約束通り、お前の背中を守りに来た」

朔は「通りすがりの神だ」といつものように茶化すような発言をして余裕な表情で健太を守りに来ました。原作を読んでない視聴者からするとまたこいつは余裕な顔で解決するいけすかないやつと感じるでしょう。しかし、今回は彼の素がほんの少しだけ見えた気がします。

というのも、このあと朔は「俺の仲間に喧嘩を売ったのはそっちが先だろう」と言って壁ドンして、「健太は月に手を伸ばしたんだよ」と健太を馬鹿にした男の胸ぐらをつかみます。彼にしては感情的になりすぎているように見えますが、実はこれが本当の千歳朔なのだと思います。

コミュ力があって、勉強もスポーツも何でもできるイケメンというイメージですが、本当はとても不器用なんです。引きこもりの健太を助けるために窓ガラスを割って入ってしまうような解決方法しか出てこない不器用でまっすぐな性格。

今回も彼は不器用な方法で健太を助けに来ました。そのおかげか健太は正気を取り戻し、「俺、月を目指してみることにするよ」、「後ろはもう振り返らない」と言い、過去からようやく抜け出しました。

友達

出典:『千歳くんはラムネ瓶のなか』4話

その後、健太は朔と夕湖と3人で帰りました。ここで朔は「美しく生きられないのなら、死んでいるのと大した違いはない」という自分の美学を話します。これは朔にとってはとても重要な考えなのでしょう。朔は約束の3週間の終わり、不自然な関係の終わりを告げます。

終わりを告げられた健太は泣いてこの3週間の感謝をし、友達になってほしいという気持ちを伝えます。朔と夕湖はもちろん断るわけはなく、不自然な関係に終止符を打ち、正式な友達になりました。

まさに青春!!!チーム千歳の仲間入りをした今後の健太に期待です!

七瀬悠月からの告白

出典:『千歳くんはラムネ瓶のなか』4話

健太のことも一件落着。これで朔はいつものように女の子にモテモテの日々を過ごすことになるかというとそうはなりません。朔は悠月に呼ばれて休日に駅前のエッグベネディクトのお店に行きます。

七瀬悠月は千歳ガールズの中でも目立つ美人で勉強もスポーツなど卒なくこなす、千歳朔によく似たヒロインです。そんな子がわざわざ朔を呼び出した理由はというと、、、、、、、

「私の恋人になってみませんか?」という一言。つまり告白でした。               しかし、これは偽りの恋、偽りの告白です。この言葉にはどんな意味があるのでしょうか。気になりますね!

まとめ

次回からは悠月を中心とする話ですが、「千歳くんはラムネ瓶のなか」に対してあまり興味がわかない人にもおすすめの話です。ぜひ、次回5話も観てみてください!!!

また、ラノベの方も気になる方は読んでみてください!!!                         あまりこの作品に興味がない人でも七瀬悠月というヒロインに釘付けになること間違いなしです!

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