永久のユウグレ 第5話 感想:「ユウグレが“心”を見せた瞬間」

アニメ・マンガ考察

◆ はじめに

出典:『永久のユウグレ』5話

前回の激闘で重傷を負った姫神アキラ。第5話は、アキラが意識を取り戻す場面から始まります。 彼は療養のため、ユウグレとともに山奥の温泉郷を訪れるのですが、その温泉に行くときの運転手がまさかのオボロ。 皆さん、オボロを覚えていますか?彼は第2話で卸問屋をやっており、船でアキラたちを青森まで連れて行ってくれた人でした。 そんな彼がなぜか運転手をしていました。 オボロは転職したようなことを言っていましたが、ユウグレの様子を伺っていたり、アモルが絵本作家になりたいという夢を持ってることを知っているような発言をして、どうもアキラたちを監視しているような感じでした

◆ 世界観の急展開と“西日本消失”の衝撃

出典:『永久のユウグレ』5話

温泉に到着すると、穏やかな時間が流れました。そんな中で出会ったのは、元OWEL職員のヨクラータ。 彼から語られたのは、2052年に起きた「人類とAIの大戦争」、そして西日本が存在しない地図”という衝撃の事実でした。 2052年の人類 vs AI戦争以降、何が起こったのか? ヨクラータ曰く、この戦争でトワサが作ったアウトサイドシリーズと呼ばれるアンドロイド兵器が投入されたことで「救世主」と呼ばれているらしく、戦後はOWELを立ち上げるなどもしていたそうです。しかし、ここでも謎があり、救世主であるにも関わらず、誰もその後のトワサの行方を知るものはいないということ。そして、OWEL創設者のはずのトワサの存在をOWELが意図的に隠していること。 この200年の間の謎が少しづつ明かされ始めましたが、まだまだトワサのいる場所にたどり着くのは難しそうです。

◆ ユウグレの「任務」から「感情」へのシフト

出典:『永久のユウグレ』5話

第5話の序盤にトワサはAI「いつきしま」に「機械は人間を好きになれると思う?」と聞いてる場面がありました。その話をここで証明するかのように今回のユウグレはいつもと違う反応でした。 これまでのユウグレは、あくまで「アンドロイド」としてまるで任務のようにアキラと接していたように感じました。 しかし今話では、その態度に変化が見られ、ユウグレはアキラが自分を庇って怪我してから、アキラを意識してるような仕草が増えていきます。 その上突然「アキラとデートがしたいです」と口にしました。 これまでの「結婚しましょう」のようなまるでそれが義務であるかのような提案とはまったく違う、人間らしい誘い方に変わっていたのです。

◆ 第6話への期待と考察

トワサが救世主で、OWEL創設者であること、そしてその後の行方を誰も知らないこと。これらが今トワサについて分かることですが、まだまだ情報不足ですね。 ただ、戦争がはじまった2052年の5年後、2057年1月7日に送られた「多くの間違いを犯した、決して探さないで」というメッセージ(第2話)はおそらく戦争での出来事と関係したメッセージだったとここで分かりますね。 また、トワサが開発したアウトサイドシリーズ、これはユウグレや他のトワサに似たアンドロイドのことを指しているのでしょうが、なぜユウグレは他のアンドロイドと違う行動を取っているのかも今後気になる所ですね。 次回“トワサの真実”に迫れるか期待したいところですが、まず先にユウグレとのデートが先ですね笑 第6話ではどんなユウグレの表情が見られるか楽しみですね!

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