凛太郎、ケーキ作りに挑戦!
出典:「薫る花は凛と咲く」11話
第11話は、凛太郎が薫子の誕生日に「手作りケーキ」を贈るため、父から特訓を受けるエピソードでした。
昴から誕生日の情報を聞いた凛太郎は「何をあげればいいのか」と悩み、ケーキにしようと決めるのですが、それもまた家のケーキではない方がいいんじゃないかと悩みに悩んだ末、最終的にケーキ屋の息子として自分でケーキを作ることを選び、お父さんから教わることに。
父・圭一郎は口数が少なく、厳しそうに見えるものの、息子の気持ちを理解し、真剣に向き合ってくれる姿はまさに職人気質。そんなお父さんからケーキ作りを仕込まれる凛太郎がヘロヘロになりながらも、薫子のために頑張る姿が印象的でした。
薫子の喜びと昴の気遣い
出典:「薫る花は凛と咲く」11話
誕生日当日、クラスメイトから祝われる予定を昴がうまく調整してくれたことで、凛太郎と薫子の時間が生まれます。凛太郎に誕生日を教えて、祝う時間まで用意してあげる気遣いは、友達としての最大限の優しさがここに詰まってましたね。
そして、公園で凛太郎が手作りケーキを差し出す場面。薫子が「ケーキ大事に食べるね」と微笑む姿は、言葉以上の想いがあったように感じました。家に帰ってから家族と一緒にケーキを食べ、「おいしい」と喜ぶ様子まで描かれたことで、凛太郎の努力が確かに届いたことが伝わってきました。
家族との温かいやりとり
出典:「薫る花は凛と咲く」11話
薫子にプレゼントしたケーキが高評価で、誕生日祝いは無事成功。凛太郎はもっとケーキ作りの練習をしたいことを伝えます。職人気質の父から「もっと厳しくするぞ」に対して、母の「ほどほどに楽しみなさい」という言葉もよかったですね。家族の関係性が温かく描かれていて、見ていて安心感がありました。
また、凛太郎が「夏休みはケーキ屋を手伝う」と決意する流れも自然で、この経験を通じて彼が大きく成長していく予感を感じさせます。
まとめ
第11話は、贈り物が単なる「モノ」ではなく、“相手を思う気持ち”であることをしっかり描いてくれた回でした。
職人気質の父、優しく見守る母、そして支えてくれる昴や仲間たち。そんな環境に背中を押され、凛太郎が少しずつ「相手に気持ちを伝える」ことを学んでいく姿は本当に良かったです。
そして薫子が素直に喜びを見せてくれたこともまた、この物語の温かさを際立たせていました。
次回12話もとても楽しみですね!
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