はじめに
『ぐらんぶる』2期9話を視聴しました。
今回は桜子を中心に物語が大きく動き、、まさに“桜子のターン”。これまで強気で少し怖い存在だった桜子が、伊織や尚海との関わりを通して新しい一面を見せてくれました。さらに尚海の「伊織が素敵」という一言から、千紗や梓、耕平まで巻き込んだ勘違いコントが炸裂、勘違いと笑いの連続回でした。相変わらずドタバタしながらも、それぞれのキャラにスポットが当たり、楽しい30分でした。
勘違いリレーで伊織は災難
出典:『ぐらんぶる2』9話
尚海が千紗に「伊織って素敵だよね」と興味を示したことで、普段から真面目な千紗にとって、これは理解不能の発言です。呆然とする千紗に、さらに梓が「千紗と尚海がいい感じなのでは?」と茶化し、耕平の暴走も加わり、勘違いがどんどん膨らんでいきます。
また伊織はというと、まさに災難続き。千紗に問い詰められて「まんざらでもない」と言ってしまったり、突然「おっぱいが好きなのかどうか」を確認されて窮地に立たされたりと、理不尽な質問攻めにあいます。答え方次第で殴られる未来しかないのに、「右のおっぱいだけ好き」と訳のわからない逃げ方をするのも伊織らしかったです笑 しかし、結局は桜子に正座させられて石を乗せられ、「死ね」と罵倒されるいつものお約束。今回も伊織は自分の知らない所で墓穴を掘りまくっていました笑
桜子の弱さと尚海の天然さ
出典:『ぐらんぶる2』9話
9話で特に印象的だったのは桜子の描写です。これまでの彼女は「強気」「乱暴」「怖い」というイメージが強かったですが、今回は尚海へのアプローチに失敗し、「私のキャラじゃない」と弱気な言葉を漏らす場面がありました。強がってばかりの彼女が見せた小さな隙。そこにヒロインらしい魅力が宿り、桜子さんというキャラが一段と人間味を帯びた瞬間でした。
伊織と2人で会話する場面も印象的でした。普段は「死ね」「バカ」といった乱暴な言葉を浴びせながらも、実際は伊織に少し頼っている部分がある。伊織が「好きなものは人それぞれじゃないか」と言った時、素直に受け止められず「わかった風なこと言うな!」と反発するのも、彼女の不器用さの表れ。強気に見えても、本当は自分の気持ちに迷っているのかもしれません。
一方で尚海は、やはり天然キャラを発揮。伊織を「包容力がある」と真顔で褒めたり、頭を打ったのではと心配したりと、悪気なく場をかき乱していきます。その無邪気さが勘違いをさらに増幅させ、結果的に周囲を右往左往させる展開に。彼の存在が“笑いの着火剤”として機能しているのは間違いありません。
まとめ
9話は桜子を中心に、勘違いと人間模様が絡み合った回でした。桜子のツンデレ的な一面、尚海の天然な魅力、そして伊織の災難が重なり、笑いとキャラ描写の両方を楽しめる構成でした。
次回は愛菜が中心に動きそうです。予告で伊織と映画に行く展開が示されましたが、この作品が普通のデートで終わるはずもありません。どんなドタバタ劇になるのか――楽しみですね!
『ぐらんぶる』2期は、プライムビデオでも視聴可能です。ぜひチェックしてみてください!!
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