『永久のユウグレ』第8話は、物語の核心に一気に近づく伏線が怒涛のように押し寄せた神回でした。
前回の図書館での選択から始まり、列車編での出会い、そしてユウグレをめぐる真実の断片。今回は、これまで以上に考察が広がる回となりました。
■アキラが選んだのは“アモルの絵本”。ここに大きな意味があった
出典:『永久のユウグレ』8話
炎に包まれる図書館で、アキラはトワサの情報がある本ではなく、アモルの両親が書いた『とくべつな血』を選択します。
一見すると遠回りにも思える選択ですが、この絵本があまりにも重要すぎました。
絵本に描かれていたのは、
- “特別な血”を持つ人々
- その血による「心を読む」、「気持ちを伝える」力
- 力が悪用され悲しみが広がった世界
- そして “12人の天使”が、その血の結晶から生まれた という衝撃の設定
これ、どう考えてもユウグレたちのことですよね。
まさか絵本として描かれている内容が、LC計画や2052年のAI戦争と直接繋がっているとは…!
そしてここで一番の問題は、アモルの両親がなぜ“禁書級の核心情報”を書けたのかという点。
アモルの両親はトワサと何か関係があったのか。ここが大きな謎として残りました。
■列車編で新キャラ登場。愛に揺れる夫婦の描写がリアル
出典:『永久のユウグレ』8話
アキラ・アモル・ヨクラータの一行は、ユウグレと合流できないまま寝台特急に乗りトーキョーを目指します。
そこで出会うのが、ヴァーレとキャスタ夫妻。
ヴァーレはキャスタの「妊娠中に浮気した」という爆弾告白には驚きました。
何人と婚姻関係を結んでもいい“LC制度”がある世界でも、浮気という概念は残るんだ…というリアルな描写。
またここでもまた「オボロ」の登場。もう誰も驚きませんが、ここまで来ると完全にアキラたちを追っているとバレてますよね。まあ、オボロ自身も隠す気ないのかもしれませんがね(笑)
■ヨイヤミ&ハクボ登場で物語が一気に加速!
出典:『永久のユウグレ』8話
列車の中ではヴァーレ、キャスタ夫婦の話が始まるかと思いきや、まさかのヨイヤミ、ハクボの二人が登場。
- ユウグレの敵・ヨイヤミ
- その仲介役であり不思議な存在のハクボ
ハクボはアキラに触れながら「若い」と意味深な発言をするなど、年取ったアキラを知っているような口ぶり。
そして驚きだったのが、ユウグレだけがトワサの行方を知っているという事実。
なぜ他の姉妹には話さないのか。
アキラにも隠している理由とは何か。
一つの可能性として「ユウグレ=トワサ?」という考察も浮上しますが、まだ断定はできません。
■まとめ
8話はストーリーの核心を一気に提示しながらも、謎がさらに深くなる、非常に濃い回でした。次回は、ついにユウグレの秘密に少し触れられそうな流れ。8話で積み重ねた伏線がどこまで明かされるのか、次回が待ちきれません。




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