アキラとユウグレの距離が近づく一方で…
出典:『永久のユウグレ』9話
前回ヨイヤミに「ユウグレはトワサの居場所を知っている」と言われたアキラは、改めてユウグレへ真実を問いかけます。
ただ今回のアキラは“問い詰めるだけ”ではありませんでした。
「ユウグレにも考えがあるんだ」
このセリフが象徴するように、彼はユウグレの気持ちを理解しようと一歩踏み込む。
そして耳飾りを渡し、実際につけてあげるシーン。
あそこだけ切り取れば完全に恋人未満の距離感で、互いに意識しているのが伝わってきました。
一方で、ヴァーレとキャスタのやり取りはより苦い展開に。
仲直りしそうでしなかった二人。
キャスタが「子どもたちと降りる」決断をする瞬間は、短いながら心が痛みました。
この2組の対比が、“理解したい気持ち”と“どうしても許せない感情”の両方を描いていて印象的でしたね。
ヨイヤミ vs ユウグレ、ついに激突する
出典:『永久のユウグレ』9話
列車がオーミヤに着いた瞬間、物語は一気に加速します。
ついにヨイヤミとユウグレの直接対決。
ヨイヤミは完全に怒りに飲み込まれ、
ユウグレを本気で倒しに来ます。
対してユウグレは頭脳戦で冷静に応じるものの、戦闘は激化。
そしてついに――ヨイヤミの刃がユウグレの“コア”に触れてしまいます。
あれは本当にヒヤッとした…。
コアを破壊されれば、ユウグレの情報も、そしてアキラが追っている“トワサの秘密”も永遠に消える可能性があります。
それでもヨイヤミは手を止めない。
この“許されない衝動”が、今回のヨイヤミの怖さでもあり、物語の重さでもありました。
そんな危機的状況の中、アキラは人間離れした速度で飛び出し、ユウグレを庇います。
そして、ここで最大の衝撃が訪れる。
アキラ、崩壊――「俺は人間じゃなかったのか」
出典:『永久のユウグレ』9話
ヨイヤミの口から放たれた言葉。
「お前はアンドロイドだ」
アキラの表情、声の震え、膝から崩れ落ちる姿。
全てがリアルすぎて胸が苦しくなりました。
これまでの旅、感じてきた感情、ユウグレへの想い。
その全部が“一瞬で揺らぐ”瞬間。
「俺は人間じゃなかったのか」
このセリフは、シリーズ全体でも屈指の破壊力でした。
その後、戦闘はひとまず収束したのでしょうか、ユウグレがアキラに今までひたすら隠していたトワサのことやアキラの存在について真実を話し始めます。
ここで9話は終了。
視聴者の心を掴んだまま次回へ繋げる完璧な引きでしたね。
● まとめ
第9話は、アキラの存在そのものを揺るがす“シリーズの大きな転換点”。
ユウグレとの距離が縮まった矢先に、アキラの根底が崩れるという容赦のなさ。
あれだけ頑なに真実を隠していたユウグレがこのタイミングで話したのはコアを傷つけられたのが理由なのでしょうか。
次回、ユウグレが語る“世界の真相”。
どんな事実が待っているのか気になりますね!!






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