卒業を考える伊織
冒頭では先輩たちの就職活動について触れられていました。
普段の姿を見ていると忘れそうになりますが、先輩たちにも当然卒業の時期はやってきます。
そんな中、伊織が先輩たちのサークル引退イベントについて考えていました。
ここはちょっと意外でしたね。
いつも先輩たちに振り回されている伊織ですが、いざ送り出すとなればちゃんと何かしてあげようと考えている。
こういうところを見ると、なんだかんだ伊織は先輩たちのことが好きなんだなと感じます。
ただ、その相談相手として野島たちを選んだのは正しかったのか。
案の定、伊織が相談するどころか別の相談が次々と飛び出してきました。
野島と山本
まず野島が言い出したのが、「大学を辞めてYouTuberになりたい」という話。
すでに動画投稿を続けていて活動が忙しくなってきたというなら、まだ分かります。
ところが何を配信するのかすら決まっていない。
それなのに大学を辞めることだけ考えているのが野島らしいですね。
しかもYouTuberになりたい理由が、人気者になってチヤホヤされたいから。
そこを取り繕うことなく言えてしまうのはある意味すごいです。
動画の内容すら決まっていないのに、自分が人気になることだけはなぜか信じ切っている。
初っ端からこの根拠のない自信で笑わせてもらいました。
続いては山本の恋愛相談。
まさかのVTuberに恋をしているという話でした。
そしてここで耕平のVTuber活動が絡んでくるのが面白い。
山本としては遠い世界にいる相手について真剣に相談しているつもりなのに、事情を知っている側からすると急に身近すぎる話になってしまう。
特に耕平からすれば、ただ相談を聞きに来ただけなのに自分まで困る側に回ってしまいました。
このメンバー、本当に誰一人として無傷では帰れませんね。
山本が真剣だからこそ、周囲との温度差がさらに面白くなっていました。
御手洗、お前それは相談じゃないだろ
そして今回一番ずるかったのは御手洗でしょう。
彼女との問題について友達に助けを求める。
ここだけなら普通の相談です。
ところが御手洗は自分の行動を伊織たちにそそのかされたことにしようとしていました。
それは相談じゃなくて責任の押しつけだろ。
しかも彼女が来ることを分かったうえで、伊織たちを自分の部屋に呼んでいるんですよね。
完全に巻き込む気で呼んでいます。
そして追い詰められた御手洗が取った行動が、まさかの勢い任せのプロポーズ。
こんな形で結婚の話まで飛び出してくるとは思いませんでした。
しかも、そこまでやったのに根本的な問題は何も解決していない。
ここまで見事に状況だけ悪化させられるのも逆にすごいです。
後半は珍しい山本メイン回
後半では山本がメインになるエピソードが描かれました。
山本がここまで中心になる話って結構珍しいですよね。
しかし、その内容がとんでもない。
クーラーが故障して暑い、ここまでは普通です。
そこから涼しくなるために思いついた方法が、あまりにも『ぐらんぶる』すぎる。
スピリタスの入ったペットボトルを使って無茶な方法で涼もうとする山本。
どう考えたらそこにたどり着くんだよ。
しかも最終的には伊織たちに心配され、奈々華と梓までやってきてしまいます。
ただ涼しく過ごしたかっただけなのに、どうしてここまで恥ずかしい状況になってしまうのか。
山本からすれば完全な悲劇ですが、視聴者からすると笑うしかありません。
野島VS止まらない洗浄機能
そしてラストは野島。
トイレの洗浄機能が止まらなくなるという、それだけ聞けば小さなトラブルです。
ところが『ぐらんぶる』にかかれば、とんでもなく壮大な事件になります。
野島本人は必死に状況を打開しようとしている。
演出もまるで重大な危機に立ち向かっているような雰囲気。
でも実際にいる場所はずっとトイレ。
しかも野島が助けを呼べない理由が、「自分のイメージを守りたい」というもの。
いや、自分に対する評価が甘すぎないか。
野島自身は「俺は伊織たちとは違う」と思っているようですが、周囲から見れば完全に同類でしょう。
そして散々一人で頑張った結果、最終的には伊織たちに見られて変な誤解までされてしまう。
あれだけ必死に守ろうとしていたものは何だったのか。
最後まで野島らしいオチでしたね

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