『真夜中ハートチューン』第3話感想|着替えシーンから始まるイコ回

アニメ・マンガ考察

着替えシーンから始まる、ご褒美回

引用:『真夜中ハートチューン』3話

アニメ『真夜中ハートチューン』第3話。 正直、冒頭を見た時点では「これは完全にご褒美回だな?」と思いました。

部室で鍵もかけずに着替えをする放送部の4人。 そして、それをガッツリ見てしまう山吹。 視聴者的にはニヤニヤ不可避な導入ですが、 この作品はそこで終わらせてくれませんでした。

着替えを見てしまった山吹は、 「鍵もかけずに着替えるなんて何考えてるんだ!」とまさかの逆ギレ。 言っていること自体は正論なのですが、 いや、見た側がここまで怒るか?とツッコミたくなる展開です。

しかもその直後、 「見てしまったこと自体は謝りたい」と土下座。 怒って、謝って、反省して…… 感情の処理がとにかく忙しい男です。

人知れず動く山吹と、順調に見えたプロへの道

引用:『真夜中ハートチューン』3話

山吹は4人に黙って、こっそりバイトを始めます。 しかもその理由が、「放送部の機材を買うため」

揚げ足を取ろうとしていた寧々ですら、 素直にはしゃいで喜ぶレベルです。 こうやって人の見ていないところで行動できるのが、 山吹の一番の魅力だと思います。

一見すると、 山吹と4人が目指すプロへの道も順調そうに見えます。 しかし後半、思わぬ問題が発覚します。

それが、イコが視聴者に飽きられているという現実。

山吹はその原因に気づいており、 「アバターの表情に変化がなさすぎる」と指摘します。 普通ならお金がかかりそうな話ですが、 ソフトに強い山吹のおかげで、その点はあっさり解決。 このあたりも本当に頼れる存在です

「君の前では笑えない」

引用:『真夜中ハートチューン』3話

しかし、イコの問題はもっと根本的なものでした。 それが、カメラの前でうまく笑えないということ。 VTuberとしては、正直かなり致命的です。

山吹は色々と試行錯誤してイコを笑わせようとしますが、 密室でのやり取りを寧々に見られ、 「変なことをしていたのでは?」と疑われる展開に。

それでも状況は好転せず、 新バージョンの姿も活かせないまま、 視聴者からは「タイトル詐欺」とまで言われてしまいます。

見かねた山吹は、 配信を停止したフリをして、 イコに「がっかりした」と告げます。

「笑うことくらいできるだろ」、「夢に本気じゃない」

かなりきつい言葉ですが、 それによって温厚だったイコは本気で怒り、 ついに素顔の感情をさらけ出します。

その結果、 イコの想いは視聴者にしっかり届き、 配信は一転して高評価。 山吹が意図的に作ったハプニングが、 最高の展開を生みました。

良い方向に転がったなという感じですが、最後に表示された新たな問題、 「君の前では笑えない」というタイトル表示で終わります。

まとめ

着替えシーン最高、で終わる回かと思いきや、 イコが笑って、怒って、落ち込んで、 表情の変化で全部持っていかれる構成でした。

知れば知るほど、 イコはいろんな表情を見せてくれるキャラです。

第3話は、 ご褒美回&完全なイコ回として、 文句なしに印象に残る一話でした。

次回、第4話はこの流れだとしのぶ回。 ここからの展開も、かなり楽しみです。


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