ヒンメルより勇者だった男――南の勇者が背負った未来【フリーレン30話感想】

アニメ・マンガ考察

勇者の像が示す、歴史のズレ

引用:『葬送のフリーレン』30話

物語は、勇者の像をきれいにする依頼から始まります。
しかし、その像はヒンメルではない別の勇者のもの。

この時点で、「あれ?」と違和感を覚えた人も多かったのではないでしょうか。
勇者といえばヒンメルという私たち視聴者の認識と、この土地に残る歴史は他と確かにずれていました。

南の勇者という存在

引用:『葬送のフリーレン』30話

そこで語られるのが、「南の勇者」

未来を見る力を持ち、七崩賢を三人も倒したことから人類最強と呼ばれた英雄。
その風貌や語られ方からも、ただ者ではない存在感がありました。

確かに南の勇者は、圧倒的に強かった。
しかし、彼は生き残った勇者ではありません。

それどころか、自分が生き残れないこと、
そしてヒンメルが後に「勇者」として語り継がれる存在になること
そのすべてを理解したうえで戦いに赴いた人物でした。

正直に言ってしまえば、
「ヒンメルより勇者していないか?」
そう感じた人も多かったはずです。

戦闘シーンの完成度も高い

引用:『葬送のフリーレン』30話

また、作品の魅力である戦闘シーンも見応えがありました。
原作では比較的あっさり描かれていた場面ですが、
アニメでは動きや迫力がしっかり補強され、魔族の強さが伝わってきます。

そのうえで、それを一瞬で制圧してしまうフリーレン。
改めて「格の違い」を感じさせる演出で、アニメならではのこだわりを感じました。

まとめ

第30話は、「強いから英雄」「勝ったから英雄」という単純な話ではありませんでした。
誰かの未来を切り開き、誰かの人生を前に進めた存在。
たとえ歴史の中心に名前が残らなくても、
確かに意味を持った英雄がいたことを教えてくれる回でしたね。

次回、第31話も楽しみです!!!


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