突然持ち上がった美麗の縁談
今回、最初に明かされたのが美麗の縁談です。
相手は大企業の跡取りで、頭も良く、礼儀も完璧。経歴だけを見れば、これ以上ないほど理想的な結婚相手でしょう。
しかし、美麗はまったくうれしそうではありません。
美麗は自分の幸せのためではなく、天王寺家のために縁談を受け入れようとしているんですよね。
両親が無理やり結婚させようとしているわけではないため、美麗が本当に嫌なら断ることもできるはずです。
それでも断ろうとしないのは、前回描かれた養子の話にもつながっているのでしょうね
果たし状
そんな中、伊月の下駄箱に美麗から一通の手紙が届きます。
伊月は一瞬ラブレターを期待していましたが、その中身はまさかの果たし状。
しかも、呼び出された場所は道場でした。
道場で待っていた美麗は竹刀を持ち、伊月の素性を問い詰めます。
さらに美麗は、伊月が此花家へ出入りしている証拠まで押さえていました。
調査能力が高すぎませんかね?笑
ここまで証拠をそろえられてしまうと、自分の素性や雛子との関係を隠してきた伊月はかなり危ない立場です。
美麗が怒っていたのは伊月が使用人だったことだけが理由ではなかったのでしょう。
これまで伊月が話していたことも、自分と一緒に過ごした時間も、すべて嘘だったのではないか。
伊月を信用していたからこそ、裏切られたように感じてしまったのだと思います。
美麗に追及された伊月は自分が此花家に仕える使用人であることを正直に告白しました。
ここまで証拠をそろえられて、最後まで黙っているほうが難しいですからね。
ただし、伊月は雛子の本当の姿までは明かしませんでした。
学院では完璧なお嬢様として知られている雛子ですが、実際は一人で着替えることも難しいほど生活能力がありません。
そこまで話してしまえば、雛子はもちろん、秘密を守る立場である伊月もただでは済まなかったでしょう。
自分の正体は明かしても、雛子の秘密だけは最後まで守る。
ここは、お世話係としての伊月に拍手を送りたいところです。
今度は雛子が不機嫌に
伊月の問題も解決し、これですべて丸く収まったかと思ったら、屋敷では雛子が不機嫌になって待っていました。
伊月がクビになってしまうかもしれないと心配していたこともあるでしょう。
しかし、美麗に秘密を話したことへの対抗心もありそうです。
最近の雛子は不機嫌になっている場面が増えてきましたね。
もう不機嫌なのが通常状態になりつつあります。
美麗の本音
物語の後半では、再び縁談の話になります。
縁談が成立すれば、美麗は学院を去ることになるそうです。
それでも美麗は天王寺家の娘として正しい選択をしようとします。
そんな美麗に対し、伊月は本当に縁談を望んでいるのかと尋ねました。
そこで美麗が返したのが「黙秘しますわ」という言葉です。
今回から二人の間では「嘘はなし」という約束があります。
そのため、美麗は縁談がうれしいと嘘をつくことができません。
しかし、天王寺家の娘として生きようとする美麗には、縁談が嫌だとも簡単には言えない。
その結果、選んだ答えが「黙秘しますわ」だったのでしょう。
何も答えていないように見えて、美麗の本音が一番分かりやすく表れた言葉だったと思います。
伊月の提案
美麗の本音に気づいた伊月は一緒に庶民なりの休日を過ごすことを提案します。
いきなり縁談を断るように説得するのではなく、まずは美麗が自分の気持ちを考えられる時間を作る。
相手の答えを勝手に決めず、自分で選べるように手助けしようとするところが伊月らしいですね。
雛子の生活だけでなく、今度は美麗の心までお世話し始めました。
もう完全に、本来の業務範囲を超えています。
次回は、おそらく美麗との休日が描かれることになりそうです。
どう考えても、雛子が黙っていないでしょう。
美麗との休日がどうなるのかも気になりますが、それを知った雛子がどんな反応を見せるのかも気になるところですね。


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