『正反対な君と僕』第11話感想|ごまかせない好きに気づいた瞬間

アニメ・マンガ考察

西と山田

まずは西と山田の関係から。

今回印象的だったのは、西の中で少しずつ不安が膨らんでいく描写でした。
なかなか会えなかったり、山田が他の女子と話している姿を見てしまったり。

「自分に対する態度は、本当に特別なのか?」

そうやって考えてしまう感情は、とてもリアルです。
恋愛において、確信が持てない時間ほど苦しいものはないですよね。

それでも、「あとで二人で遊びに行かないか」

そう言われたとき、西は迷わず「はい」と答える。
この瞬間がとても良かったです。

理屈じゃない。
気づいたら、気持ちが先に動いていた。

山田の気持ちは、最後まで明確には分からないままです。
それでも西さんは、自分の好きに気づいてしまった。

つまり今回のポイントは、
相手の気持ちではなく、自分の気持ちをごまかせなくなったこと。

ここに、この回のテーマが詰まっていたと思います。

東と平

次に東と平。

この二人は相変わらず、仲がいいのか悪いのか分からない距離感。
でも確実に、以前よりも距離が縮まっているのが伝わってきます。

そのきっかけが、コーラというのも面白いですよね。

乗り物酔いした谷くんのために買ったコーラ。
でも当の谷くんは鈴木さんといい雰囲気で、平くんとしては「心配して損した」状態。

そんなちょっとした不運と、その一部始終を見て笑う東さん。

このやり取りの中で、
「思ったより同級生っぽい」という感覚が生まれる。
今までどこか距離のあった相手が、急に同じ目線の存在に変わる瞬間。東さんってすぐに距離を置く感じだから、東さんも少しづつ変わってきたのかなと感じます

谷と鈴木

そして最後に、谷くんと鈴木さん。

今回一番印象に残った人も多いはずです。

やっぱりあのシーン。
名前を呼びかけて、少し間があってから言い切る瞬間。

あの間には、これまでの時間や感情が全部詰まっていました。

ずっとうまく言えなかった呼び方を、やっと言えた。
それだけで、二人の関係が一歩進んだのが伝わってきます。

さらに、その後の一言。

「少し遠回りしていこう」

直接「一緒にいたい」とは言わない。
でも、その意味はしっかり伝わってくる。

この不器用で優しい伝え方が、谷くんらしくてとても良かったです。個人的にも、かなり心に残るシーンでした。


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