『葬送のフリーレン』37話感想|ヒンメルの自伝、ほぼ手紙??

アニメ・マンガ考察

ヒンメルの自伝

まずこれ。

ヒンメルの自伝。

普通に考えたら、英雄の話なんだから
魔王討伐とか、戦いの記録が中心になるはずじゃないですか。

でも中身はほぼ日常。

いやいや、そこ書く?っていうレベルのやつばっかり。

最初ちょっと違和感あったんですけど、
途中で「あ、これそういうことか」ってなりましたね。

フリーレンに向けて書いた?

たぶんヒンメル、最初から分かってたんですよね。

フリーレンが、いつか自分のこと忘れるって。

千年以上生きる相手にとって、人間の記憶なんてどうしても薄れるし、何でもない日常ほど消えていく。

だからあえてそこを書いた。

戦いじゃなくて、どうでもいい会話とか、くだらない時間とか。

これってつまり、
「こういう時間があったよ」って残したかったってことですよね。

そう考えるとこの自伝、
歴史書っていうより普通に手紙なんだと思います。

ヒンメルの報酬

あと今回もう一個よかったのが、報酬の話。

ヒンメルって、どんな依頼でも必ず報酬受け取るじゃないですか。

これ昔からちょっと不思議だったんですけど、
今回でかなり腑に落ちました。

「貸しを作ったら本当の意味で助けたことにならない」

これ、地味に響きますよね

無償で助ける方が優しいように見えて、
実は相手に返せないものを背負わせることになる。

だからちゃんと受け取る。

どんなにしょうもない報酬でもいいから受け取る。

それで関係をフラットに戻す。

この考え方、かなり好きです。

フリーレンの「役に立たない魔法」

ここでフリーレンの話。

あの人、ずっと役に立たない魔法集めてますよね。

正直、最初は「なんで?」って思ってたんですけど、
今回でちょっと見方変わりました。

あれって多分、
出会った人たちの記録なんですよね。

ヒンメルは自伝で残して、
フリーレンは魔法で残してる。

やり方違うだけで、やってることは同じ。

「忘れないようにする」っていうより、
「残しておく」っていう感じ。

ここ繋がったの、めちゃくちゃ良かったです。

まとめ

正直、今回は前回と比べると、穏やかな回でした。

でもその分、この作品の本質みたいなところが出てた気がします。

ヒンメルの話であり、
フリーレンの話でもある。

なんなら、これ最終回でもいいんじゃないかってちょっと思いました。


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