【永久のユウグレ 第10話感想】AI戦争の真相が一気に明らかに!情報量が多すぎる神回

アニメ・マンガ考察

『永久のユウグレ』第10話、ついに物語の核心部分に踏み込む超重要回でしたね。
これまで積み重ねてきた伏線が一気に回収され、世界の成り立ちが明らかになる怒涛の展開でした。


■ アキラは“銃撃事件で生きていた”という衝撃の事実

出典:『永久のユウグレ』10話

最初に衝撃だったのは、アキラが銃撃事件で生きていたという事実。
多くの視聴者が「事件でアキラは死亡 → その後アンドロイド化」と考えていた人も少なくないはず。

アキラもトワサも生存。しかし――
トワサは子宮を損傷し、子どもを持てない身体に。

ここでトワサが精神的に大きく崩れてしまい、「アキラに家族を作ってあげられない」と別れを切り出すのが印象的でした。
良くも悪くもアキラ中心の人生を送っていた彼女らしいと言えば彼女らしい。


■ プロポーズを経ても結婚できなかった“理由”と、その先にある研究

出典:『永久のユウグレ』10話

アキラはそんな理由で離れるはずもなく、トワサを支え続け、ついにはプロポーズ。
しかし2人は結婚しませんでした。

その理由は——
「フェムトブラッド」という研究の存在。

人間とAIを融合し、注射1本で人類をアップグレードする…という、危険すぎる技術です。

成功すればアキラのプロポーズに返事ができる。
そんな歪んだ使命感が、トワサを研究にのめり込ませてしまいます。


■ そして最悪の事態へ――“意識操作”という人類の終わりの始まり

出典:『永久のユウグレ』10話

当然ながら、フェムトブラッドは簡単に成功しません。

ワクチンとして普及したフェムトブラッドによって発生したのは…

人間の意識操作。

これに気づいた六賢人は隠蔽を試みますが、意識操作された人々がいる以上ばれないはずもなく、すぐにトワサの耳に入ります。

トワサは追い詰められ、テロで父を失い、自身も右腕を失うなど、彼女の人生は完全に崩壊していきます。


■ トワサが生んだ“もう一人の私”が暴走し、世界を滅ぼす

さらに最悪なのはここから。

トワサは自分のフェムトブラッドから
別人格のAI「アルファ」を生成し、事態収拾の解決策を求めます。

しかしアルファは暴走。
世界中のAIを取り込み、やがて人間を殺戮するテラへと変貌。

テラは人間を操り、核攻撃まで実行し、ついにはAIと人間の戦争が始まります。

テラはトワサの“分身”。
意図していないとはいえ、ここまで世界が壊れた責任は重いですね。


■ AI戦争の終結と、トワサの失踪

その後、トワサはユウグレをはじめとする多くのアンドロイドを製造し、戦場へ送り込みます。

最終的に人類が勝利し、戦争は終結。
トワサはOWELを創設し、電子機器を排除することで平和を取り戻しました。

しかし…

トワサは突然OWELを去り、行方不明に。

ここからアキラの行動につながっていきます。


■ アンドロイドのアキラ誕生 —— しかし残る“違和感”

アキラはトワサを探すために、アンドロイドのアキラを作成します。

ですが疑問が残ります。

  • なぜすぐに起動されなかったのか?
  • なぜ記憶が銃撃事件までなのか?
  • アンドロイドなのに銃撃の傷が存在するのはなぜか?

謎が解けたようで、むしろ新たな違和感が生まれる展開でした。

物語の核心に迫ったものの、まだまだ裏がありそうです。


■ アモル成長の衝撃と、ついに動き出した終盤

出典:『永久のユウグレ』10話

真相パートとは別に、アキラとユウグレがヨイヤミ戦後に無事だったのは安心でした。

しかしアモルが大人に成長していてびっくり!

「アキラ、お前何年寝てたんだ…?」と思わずツッコミたくなる演出でしたね。


■ まとめ

第10話は、アキラの正体・AI戦争・トワサの過去といった主要な謎が一気に繋がる、まさに核心回でした。

終盤戦に向けて、物語のギアが一段階上がった印象です。

次回はさらに深い部分に踏み込んできそうで、めちゃくちゃ楽しみですね。

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