雛子の嫉妬
天王寺家から帰ってきた伊月を問い詰める雛子は非常に分かりやすく嫉妬していましたね
特に美麗と一緒にお風呂に入ったのかまで確認する場面は、雛子の焦りが伝わってきて面白かったですね。
ただし、雛子が怒っていた理由は単純な嫉妬だけではなかったように思います。
雛子が本当に恐れていたのは伊月が美麗のお世話係になり、自分のそばから離れてしまうことではないでしょうか。
普段の雛子は伊月に甘え放題ですが、伊月は雛子が完璧なお嬢様を演じなくてもいい数少ない相手です。だからこそ、自分だけのお世話係だった伊月が美麗の生活に入り込んだことで、自分の居場所まで失うような不安を覚えたのでしょう。
雛子にとって伊月が単なる使用人では済まされないほど大きな存在になっていることが分かる場面でしたね
テーブルマナー
そんな雛子の不安を解消したのが伊月のテーブルマナーでした。
伊月が美麗から厳しい指導を受けていたのは、雛子と同じ食卓につくためです。言葉だけで雛子を安心させるのではなく、努力して結果を示すところに伊月らしさが表れていました。
そして、自分のために頑張っていたと知った途端、雛子の機嫌はすぐに直ります。
伊月と一緒に食事ができることを素直に喜ぶ雛子がとてもかわいらしかったですね。
美麗に持ち上がった突然の縁談
今回の中心人物となったのは、天王寺美麗です。
成香は将来結婚するなら恋愛結婚がいいと話していました。一方の美麗は自分の希望よりも天王寺家の娘としての役割を優先し、縁談を受け入れようとします。
しかし、いつもの美麗と比べると明らかに元気がありません。
また、美麗が天王寺家の養子だったことも今回初めて明かされました。
美麗は決して家族から大切にされていないわけではありません。むしろ大切に育ててもらったからこそ、血のつながっていない自分は、完璧な娘として恩を返さなければならないと考えていました。
縁談を義務として受け入れようとしたのも、天王寺家に対する美麗なりの恩返しだったのでしょう。
しかし、それは両親から強制されたものではなく、美麗が自分自身に課していた責任でもあります。
天王寺家以外の世界
雛子は伊月と出会ったことで、此花家の外にも世界があると知りました。
それは美麗にとっても同じで、天王寺家だけが世界のすべてではありません。家のために生きることだけが、美麗に用意された唯一の道ではないはずです。
伊月が雛子に外の世界を見せたように、今度は美麗にも別の生き方があることを伝えていくのではないでしょうか。
ここは伊月が一肌脱ぐ必要がありますが、そうなるとまた雛子が嫉妬しそうだなとも思いますね笑


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