存在感ゼロの男子とヒロイン級美少女が織りなす、癒し系ラブコメ!
『久保さんは僕を許さない』作品紹介
『久保さんは僕を許さない』(原作:雪森寧々)は、2019年から2023年まで「週刊ヤングジャンプ」で連載され、後にアニメ化も果たした大人気ラブコメディ作品です。
本作の主人公・白石純太は、あまりに影が薄すぎる“モブ男子”。クラスにいても誰にも気づかれず、集合写真に写っていても「欠席者」として顔を合成されてしまうほどの存在感のなさ。ところが、そんな彼のことをなぜかしっかり見つけて、構ってくるクラスメイトが一人だけいます。
それが本作のヒロイン、久保渚咲(くぼ なぎさ)。成績優秀で明るく、誰とでも打ち解けられる性格を持ちながら、ちょっと小悪魔的に純太をからかい、ぐいぐい距離を詰めてきます。
「恋」と名付けるには少し幼い、でも確かに甘酸っぱい
久保さんは、恋愛経験こそありませんが、純太への特別な感情に無意識のうちに気づき始めていきます。一方の純太は、久保さんの好意に気づくどころか「なぜ自分に話しかけてくるのか」さえも不思議に思ってしまうほど。
この恋の一歩手前の甘くてピュアなやり取りこそが、本作の大きな魅力。ラブコメでありながら、ちょっと不器用で、学生ならではの距離感や戸惑いが丁寧に描かれている点が印象的です。
無表情モブ男子 vs 表情豊かなヒロイン
白石くんは感情が顔に出にくく、シュールな無表情リアクションが読者の笑いを誘います。対して、久保さんは感情表現がとても豊かで、怒ったり照れたり、時には思わぬ失敗で動揺したりと、見ていて飽きないキャラクターです。
ギャグパートでは、白石くんの「見つからない」体質を利用したエピソードが多数登場。自動ドアが開かない、人にぶつかりそうになる、先生に出席を忘れられる――そんな彼の「影の薄さ」が、逆に唯一無二の個性として描かれます。
久保さんの意外な一面にも注目!
完璧に見える久保さんですが、意外と料理が壊滅的に下手だったり、姉にコンプレックスを抱いていたりと、親しみやすい一面もたっぷり。シチューが好きで苦いものが苦手、レタスとキャベツの区別がつかない…そんな等身大な魅力が、ヒロインとしての存在感をより引き立てています。
こんな方におすすめ!
- かわいくて癒されるラブコメが読みたい人
- 恋愛初心者の青春ストーリーに共感したい人
- “モブ男子×ヒロイン”という構図に惹かれる人
- 無表情ギャグやちょっとウザ絡みなヒロインが好きな人
最後に
アニメも制作された本作は、久保さんと白石くんの関係が少しずつ変化していく過程を、やさしく、ゆっくり描いた珠玉のラブストーリー。気になる方は、ぜひ原作漫画やアニメをチェックしてみてください!
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