タイムスリップ×ラブコメの傑作『我妻さんは俺のヨメ』とは?あらすじと見どころまとめ

BOOK

「もし10年後、あの子と結婚していたら?」
そんな夢のような設定から始まる、ギャグ要素満載!でも、少し切ないタイムスリップ青春ラブコメ――それが、『我妻さんは俺のヨメ』です。


はじめに

物語の主人公は、地味で冴えない高校生・青島等(あおしま ひとし)
彼はある日、就寝中に“10年後の未来”へと意識だけがタイムスリップするという不思議な体験をします。

そこで見たのは――なんと学校一の美少女:我妻亜衣(わがつま あい)が自分の“妻”になっていた未来!

 

出典:「我妻さんは俺のヨメ」コミックス1巻より

しかし現在の彼女とは接点もなく、むしろ話すことすらままならない。
それでも「我妻さんと結婚できる未来のために今を頑張る!」と決意した青島は、悪友や個性豊かなクラスメイトたちと共に、試行錯誤の毎日を送っていきます。

今回は、笑えてキュンとする、タイムスリップ系ラブコメディ漫画『我妻さんは俺のヨメ』をご紹介します!

登場人物

◆ 青島 等(あおしま ひとし)

在床高校2年生(17歳)/主人公
平凡な少年。学力・運動・ルックスすべてが並以下で、大学進学も難しいとされている。だが、精神だけが10年後にタイムスリップする能力を持つ。未来で我妻亜衣と結婚していることを知り、その未来を実現するため奮闘。友情にも厚く、クラスメイトの未来を救おうと奔走する行動力もある。悩むとパンツ1枚になる変な癖あり。

【10年後】

学校一の美少女:我妻亜衣と結婚する


◆ 我妻 亜衣(わがつま あい)

在床高校2年生/ヒロイン
文武両道・美少女で学園のアイドル的存在。控えめだが誤解されやすい堅物な一面も。実はアルバイトをしており、渋い刑事ドラマが趣味。過去に告白された人数は在床高校の生徒だけでも16人以上。

青島に結婚を申し込まれ、真剣な気持ちに動かされて交際開始。途中で別れるも、彼の誠意やドラマ好きを知り、再び惹かれていく。

【10年後】
紆余曲折あったが、最終的には青島と結婚する未来に到達。


◆ 青島 ひかり(あおしま ひかり)

青島の妹/小5
ツインテールのしっかり者で美少女。兄に恋愛アドバイスをしてお小遣いをもらう現金な一面も。兄と違ってモテる。

【10年後】
ギャル系に変貌。バンドマンの彼氏がいるが、根は変わらずしっかり者。青島が引きこもりになった世界の未来では進学費を使い込まれる。


◆ 伊東 志郎(いとう しろう)

青島の悪友/バレー部補欠/アイドルオタク
太っていて眼鏡をかけたマッシュルームカット。趣味は盗撮・エロゲー。匂いで女子を特定する特技持ち。ダンスの才能があり、マイケル・ジャクソンを完コピなど意外な一面も。DX団でのコードネームは「パンツの穴」。

【10年後】
無職(ニート)。拘置所に収監された未来も存在するが、回避された。


◆ 小松 正男(こまつ まさお)

DX団団長/怪力だが運動音痴
自称「アンブレイカブル」。容姿は「不細工なケイン・コスギ」。非モテの男子生徒を集めて秘密結社「DX団」を結成してみずから団長カラオケセンスが壊滅的で周囲をドン引きさせる。

【10年後】
見事な禿頭になり、我妻に認識されず悲鳴を上げられる。

見どころ

◆見どころ①:その一歩が、未来を変える──何度でもやり直す青春譚

本作の大きな特徴は、青島が未来と現在を行き来しながら、仲間の未来や恋の行方を“最善の形”に導こうとするタイムスリップ系ラブコメです。

我妻さんと結婚する未来を目標に、彼は何度も奮闘します。
その過程で描かれるのは、恋愛だけではありません。

  • 友情
  • 成長
  • 失敗と後悔
  • 「選ばなかった未来」

一見ラブコメに見えながらも、“人生の分岐点”を繰り返し描いている点がこの作品の面白さ!

◆見どころ②:魅力的なヒロインたち

もちろん、我妻亜衣だけでなく、青島を取り巻くヒロインたちも個性豊か。

  • 下妻シルヴィア:Jカップのダイナマイトボディを持つ美少女。外国人ハーフで男勝りだが実は乙女。
  • 伊富蘭:ボサボサの前髪で顔が見えないが、素顔は我妻さんやシルヴィアに負けず劣らずの美少女。
  • 梶五月子:青島が我妻亜衣に振られて引きこもりなっている間に赴任した子持ちの産休教師。見た目は真面目そうだが、実はドジっ子(?)

青島はあらゆる未来・ルートを経験するが、彼女たちとはどのような未来を見たのか、回避し切れるのか、読者の興味を最後まで引っ張る構成も秀逸です。

◆見どころ③:ギャグとシリアスの絶妙なバランス

  • DX団という“非モテ男子秘密結社”のギャグ
  • 青島がパンツ一丁になる奇癖
  • 腐女子集団「葉隠」などのコミカルなサブキャラ

こうした要素が物語に軽快さを与えつつ、時には切実な未来命の危機というシリアスなテーマに踏み込むことで、物語全体に深みを加えています。

おすすめ読者層

  • ラブコメ好きな中高生・大学生
  • ギャグものが好きな人
  • 学園ドラマ・青春漫画が好きな人

最後に

『我妻さんは俺のヨメ』は未来の“結婚”というゴールを目指して今を全力で生きる、青島等の奮闘記。
可愛いヒロイン・我妻さんはもちろん、ハーフ美少女など他の嫁候補(?)も登場し、恋愛模様もますますヒートアップ!

ギャグ多めで笑えますが、時にシリアス。
そんな“青春全部盛り”な作品、ぜひ一度読んでみてください!

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